亜鉛めっきとは?
ABOUT
鉄素地より先に腐食し、赤錆発生を防止する特徴のある亜鉛めっきは、低コストで加工ができる一般的なめっき技術です。
外観を整え、耐食性を向上する「クロメート処理」を施してはじめて完成品となります。
外観を整え、耐食性を向上する「クロメート処理」を施してはじめて完成品となります。
※量産バレルめっきと量産ラックめっきに対応しています。
POINT
亜鉛の性質
鉄素地に対して亜鉛は電気化学的に陽性になり、皮膜のキズ/割れ目/小孔など鉄素地の露出している部分でも、亜鉛自身が先に腐食して白錆になり、鉄の錆を防止します。
クロメート処理の種類
当社では2種類のクロメート処理が可能です。
亜鉛めっきはクロメート処理によって美しい外観を得るだけでなく、耐食性が著しく向上します。
湿度コントローラ・phコントローラを使用し品質維持に努めています。
亜鉛めっきはクロメート処理によって美しい外観を得るだけでなく、耐食性が著しく向上します。
湿度コントローラ・phコントローラを使用し品質維持に努めています。
三価クロメート(白)
処理工程
PROCESS
仕様
SPECIFICATION
めっき記号 |
|
処理可能なめっき素材 | 鉄全般/SPCC/SPHC |
後処理(バレル・ラック) | 三価クロム化成処理白/有色クロメート(黄) |
長所 | 比較的安価で耐腐食加工が可能 |
対応表
CORRESPONDENCE TABLE
MERIT
パレルめっき(別称:ガラめっき)
- 5~120mmの小物から大物までめっきが可能です。
- 当社の三価クロム化成処理白は光沢クロメートの外観と比較しても青みがあります。
- 当社のバレルはリード線での給電を使用せず、代わりに極板を使用するため複雑な形状の製品を大量にめっき処理できます。
- めっきする際、バレル回転は正転・逆転を繰り返すことができるため重なりやすい製品にも対応します。
- バレルは1年以上使用すると痛んできます。バレルの修理は、専属スタッフが随時対応するため、お客様に納期でのご迷惑をおかけしないようにしています。
ラック(別称:ひっかけ・タコ)
- 打痕・キズがありません。
- 同じ製品でのめっき膜厚のバラツキが少ないです。
- 水洗工程が多く製品へのしみなどの心配がありません。
- しつこい油汚れも除去できる洗浄工程になっていますのでめっき上がりも心配がございません。
- 量産品に対応しています。
- 処理最大寸法(約)L1000×W480×D120 mm
※製品の引き取りが可能です。
使用実績例
EXAMPLE
バレル式亜鉛めっきの使用用途⇒キャスター部品/自動車のラジエーター/電気製品の端子/ミシン部品/液体用バンド部品/トラクター部品
ラック式亜鉛めっきの使用用途⇒キャスター部品/工業用の引き出しのレール/プロジェクター部品/ミシン部品/トラクター部品
ラック式亜鉛めっきの使用用途⇒キャスター部品/工業用の引き出しのレール/プロジェクター部品/ミシン部品/トラクター部品